燃焼機器全般を総合的にサポート
灯油配達だけではなく、ご利用の燃焼機器全般を総合的にサポート致します。
ホームタンク安全点検について
点検期間と受注作業期間
定期配送者様限定で毎年4月~5月に無料のホームタンク点検を行います。受注と作業期間は6月~9月末となっており、順次作業いたします。9月に入ると駆け込み需要で大変込み合います。ご依頼はお早めに!
※10月から5月末までは灯油の定期配送期間の為作業できません。
ホームタンク点検で確認する項目
ホームタンク安全点検を行うことで、不具合箇所を特定し、定期的なメンテナンスを実施することによって、未然に灯油の漏洩事故を防ぎます。
タンク内の水の量・タンク内のサビの量・タンク全体の傷み具合・タンク全体の傾き具合・吸気口・油量ゲージ・キャップ蓋・ストレーナーカップ・ストレーナーフィルター・ストレーナー本体・水抜栓・配管の折れ・配管の曲がり・油にじみ・ホームタンクの設置状況など。
タンク内の水やサビについて
水が発生する理由
タンク内の灯油が少量の場合、設置場所の状況や外気温の変化により、タンク内に結露が生じ、水が発生する場合があります。簡単に例えると、コップに水滴がつくイメージです。それがタンク内部でおこるわけです。それ以外では、雪に埋没してエアー抜き管が塞がるなどして、タンク内圧が下がると、油量ゲージなどの隙間から水分を吸収する場合があります。また、ゲージのキャップが破損していると、雨水が侵入してしまいます。そのまま放置すると、錆の原因や燃焼機器の不具合が起きる可能性があります。冬期間に凍結し灯油が流れなくなる可能性もあります。
サビが発生する理由
水が長期間溜まっていると、サビができます。タンクの底にサビが多くなると、給油の時に撹拌されて浮遊し、詰まりの原因になります。そのまま放置すると、灯油の流れが悪くなり、燃焼機器に不具合が起きる可能性があります。
タンク洗浄について
水・サビ・汚れをクリーンに
ホームタンク洗浄車でホームタンクの底に溜まった汚れを濾過します。水圧でサビや汚れを浮かせます。灯油と一緒に汚れを吸い上げ、きれいに濾過します。濾過したきれいな灯油をまたタンクに戻します。(灯油の残量が1/4以上必要です)上記のような循環濾過を40分程繰り返すことで、タンクの底がきれいになります。タンク内部の表面に発生してしまったサビを完璧に除去できるわけでは御座いません。なので、2~3年おきのホームタンク洗浄をオススメいたします。毎年汚れが多く溜まる状態であれば、タンク交換をオススメいたします。(タンクの腐食がかなり激しい場合は洗浄をお断りします。)定期的にホームタンク洗浄をすることで、タンクや燃焼機器の寿命を伸ばします。
タンク修理について
カップ・フィルター
タンクの下部についてる透明なカップの部分は、紫外線や温度差により劣化し、ヒビが生じます。ヒビに水が浸透し、凍ることで膨張し広がります。そのまま放置すると、油漏れの原因となります。透明なカップの中に見える黄色いフィルターは目詰りしてくると、黒く変色してきます。色が変わるのはフィルターが仕事をしている証拠ですね。ひどくなると濾過効率が下がります。別々の時期に交換するよりも、一緒に交換したほうが工賃がお得です。
配管折れ
雪の重みで配管が下方向に伸びて、付け根部分が折れる事案が多く見られました。そのままですと、灯油の流れが悪くなり、燃焼機器に負担をかけてしまいます。地面から直接ストレーナーに配管している場合、雪の重みには弱くなります。タンクの足を這わせて配管し直すほうが、雪の重みに強くできますのでオススメです。
油量ゲージ
透明なキャップ部分にヒビがあったり、割れていると水が入ってしまいます。透明な部分が白濁している場合はお客様が残量を確認しづらくなります。
ストーブ・ボイラー分解整備について
分解整備はシーズン後早めがお得です
ストーブ・ボイラーはススや酸化物等で部品が徐々に劣化します。フィルターの掃除をしていても、内部にほこりがたまってしまいます。不完全燃焼を防ぐために、2~3年おきの分解整備をオススメします。シーズン中のトラブルについては、貸出しストーブを用意いたします。(貸出しストーブは数に限りがございます。)
毎年9月頃から駆け込み需要が増えまして、大変混み合っております。早期割引がありますので、お申し込みはお早めにお願いいたします。4月1日~6月30日まで期間中にお申し込みされたお客様は一律2,000円引きとなります。来シーズンに備えて早めのメンテナンスがお勧めです。
整備にかかる追加費用について
点火ヒーターや燃焼リングやモーターやパッキン等傷みやすい部品ですので、ほとんどの場合、追加の部品代が発生いたします。(大体の目安でプラス1万円~2万円位)特にツインバーナーの場合は部品が多いので、大体の目安でプラス4~5万円位掛かります。
※交換修理などが発生する場合、お電話にて確認後に作業いたします。
※機種が古く部品供給が不能で分解整備できない場合がございます。
※業務用暖房機は分解整備できない場合がございます。
※ペチカ設置ストーブ・サンデン三面ガラスタイプ・バルカン製品については受け付けできません。